佐久間町の ”山の講”

2007年10月10日/ 林業/森林保全/製材

先日、フジイチで働いている”きこり”が主催の山の講に行って来ました。

山の講とは、山の神を祭る日で、この日は山仕事を休みます。

山で働く人たちや山を所有する人たちが信仰する山の神は、山を支配し、山の木々を守り、山の動物などを守る神です。 全国的に山の神と呼ばれる神は、その機能や性格が多様で、春、里へ下って田の神となり、秋の収穫が終わった後は再び山へ帰ると信じられているそうです。

11月7日と2月7日が本日とされていますが、天竜区佐久間町は10月7日にやるそうです。

このお宅で行う山の講で楽しみなのはなんといっても ”しし鍋” です。

私はしし鍋を天竜に来るまでテレビで見たことしかありませんでした。

テレビのしし鍋は、少しの猪肉と大量の野菜。

しかしここのは90%が脂ののった猪肉です。

さすが猟師をやっているだけはあります。

他に鹿刺しも生姜醤油で食べるとおいしいですし、冬の猟期中には”鹿の肝刺し”が出てきます。

これがまた”ごま油塩”につけるといくらでも食べられます。

そして締めに今が旬の松茸の土瓶蒸しならぬ薬缶蒸し。

大量の天然松茸と具材を薬缶の中に入れます。

ぷ~んと松茸の匂いがしてきます。そしてお味は……濃い!うまい!icon10

ちなみに採れる場所は秘密だそうですicon06


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